浄化槽設置補助制度

対象者

補助対象地域：次のアからウに掲げる区域を除く稲沢市内全域
　ア　下水道法(昭和33年法律第79号)第4条第1項又は第25条の11第1項の規定により公共下水道の事業計画を定めた区域
　イ　農業集落排水事業区域
　ウ　コミュニティ・プラント事業区域
※申請を検討されている方は、設置予定地番を環境保全課にお問い合せください。

対象設備
　浄化槽法(昭和58年法律第43号)第2条第1号に規定するし尿と雑排水を併せて処理する浄化槽で、次のアとイのいずれにも適合し、全国浄化槽推進市町村協議会に登録してある未使用のもの(専用住宅に設置する10人槽以下のものに限る)
　ア　放流水の総窒素濃度が20㎎/リットル以下又は総りん濃度が1㎎/リットル以下の機能を有するもの(高度処理型浄化槽)
　イ　浄化槽の消費電力が下表に定める消費電力基準以下であること(環境配慮型浄化槽)

人槽
・5人槽
　通常型：39ワット
　生物化学的酸素要求量(BOD)10㎎/リットル以下：53ワット
　りん除去型：83ワット

・6～7人槽
　通常型：55ワット
　生物化学的酸素要求量(BOD)10㎎/リットル以下：75ワット
　りん除去型：90ワット

・8～10人槽
　通常型：75ワット
　生物化学的酸素要求量(BOD)10㎎/リットル以下：102ワット
　りん除去型：157ワット

※通常型とは、生物化学的酸素要求量(BOD)20mg/リットル以下10mg/リットルを超えるものをいう。

対象費用

限度額
・設置費【5人槽】
　・単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換(建築確認を要しないものに限る)：360,000円　高度窒素除去型浄化槽：474,000円　
　・転換以外の設置(新築・増改築等)：166,000円

・設置費【6～7人槽】
　・単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換(建築確認を要しないものに限る)：462,000円　高度窒素除去型浄化槽：570,000円
　・転換以外の設置(新築・増改築等)：207,000円

・設置費【8～10人槽】
　・単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換(建築確認を要しないものに限る)：585,000円　高度窒素除去型浄化槽：723,000円
　・転換以外の設置(新築・増改築等)：274,000円

・撤去費（単独処理浄化槽の場合）
　・単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換(建築確認を要しないものに限る)：設置費に加え120,000円
　・転換以外の設置(新築・増改築等)：設置費に加え45,000円

・撤去費（汲み取り便槽の場合）
　・単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換(建築確認を要しないものに限る)：設置費に加え90,000円
　・転換以外の設置(新築・増改築等)：設置費に加え45,000円

・宅内配管工事費(単独処理浄化槽又は汲み取り便槽からの転換に限る)
　・単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換(建築確認を要しないものに限る)：設置費に加え300,000円
　・転換以外の設置(新築・増改築等)：対象外

　※「単独処理浄化槽又は汲み取り便槽から合併処理浄化槽へ転換」について、補助金交付決定前に既存構造物（単独処理浄化槽又は汲み取り便槽）を撤去した場合は、転換扱いにはなりません。

　※補助金交付決定前に、既に浄化槽に関する工事に着手している場合は、補助金の交付はできませんので事前にご相談ください。

　※単独処理浄化槽の撤去は完全撤去とし、汲み取り便槽の撤去は可能な限りとし、同一敷地内に合併処理浄化槽が設置されるものに限ります。いわゆる「埋め殺し」については、撤去費の補助対象とはなりません。

　※高度窒素除去型浄化槽とは、以下の「4　対象設備」に該当し、放流水の総窒素濃度が10mg/リットル以下の機能を有するもの。