障がい者に関する手当・年金・給付金等制度

対象者

特別児童扶養手当〔国制度〕
身体又は精神に、重度又は中度程度の障がいがあり、日常生活において常時特別の介護を必要とする20歳未満の児童を扶養している保護者等

特別障害者手当〔国制度〕
身体又は精神に重度の障がいがあり、日常生活において常時特別な介護を必要とする20歳以上の者

障害児福祉手当〔国制度〕
身体又は精神に重度の障がいがあり、日常生活において常時特別の介護を必要とする20歳未満の者

国民年金（障害基礎年金）〔国制度〕
・保険料納付済期間（保険料免除期間を含む）が加入期間の3分の2以上ある人、又は初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がない人
・20歳未満のときに初めて医師の診断を受けた人が、障がいの状態にあって20歳に達したとき、又は20歳に達した後に障がいの状態になったとき

厚生年金保険（障害厚生年金）〔国制度〕
加入期間中に初めて医師の診療を受けた傷病による障がい。ただし、障害基礎年金の支給要件を満たしている人であること。

心身障害者扶養共済制度〔国・県〕
・身体障害者手帳を所持し、その障がいが1級から3級までに該当する人
・知的障がい者
・障がいの程度が(1)又は(2)と同程度と認められる人（精神疾患、脳性麻痺、進行性筋萎縮症、自閉症、血友病など）

交通遺児等育成資金の貸付〔自動車事故対策機構制度〕
保護者が亡くなったり、重い後遺障がいになったりした生活困窮家庭

重度後遺障がい者の介護料支給制度〔自動車事故対策機構制度〕
脳、脊髄または胸腹部臓器を損傷し、重度の後遺障がいが残り、移動、食事、排せつなど日常生活について常時または随時の介護が必要な方

対象費用

特別児童扶養手当〔国制度〕
令和4年度手当額
【1級】月額：52,400円
【2級】月額：34,900円
年3回（4月、8月、11月）に分けて支給

特別障害者手当〔国制度〕
令和4年度手当額
月額：27,300円
年4回（5月、8月、11月、2月）に分けて支給

障害児福祉手当〔国制度〕
令和4年度手当額
月額：14,850円
年4回（5月、8月、11月、2月）に分けて支給

国民年金（障害基礎年金）〔国制度〕
令和4年度の年金額
【1級】972,250円＋子の加算額
【2級】777,800円＋子の加算額

子の加算額
第1～2子：各223,800円
第3子以降：各74,600円

厚生年金保険（障害厚生年金）〔国制度〕
令和4年度の年金額
【1級】報酬比例の年金額に1.25をかけた額＋配偶者の加給年金額（223,800円）
【2級】報酬比例の年金額＋配偶者の加給年金額（223,800円）
【3級】報酬比例の年金額（最低補償額 583,400円）

心身障害者扶養共済制度〔国・県〕
1口加入者：月額20,000円（年額24万円）
2口加入者：月額40,000円（年額48万円）
2口まで加入できます。

交通遺児等育成資金の貸付〔自動車事故対策機構制度〕
一時金155,000円
月額10,000円または20,000円
小・中学校入学支度金（希望による）44,000円

重度後遺障がい者の介護料支給制度〔自動車事故対策機構制度〕
1. 常時の介護が必要な方のうち、「重度後遺障害診断書」で症状が「最重度」と認められた方……85,310円～211,530円
2. 上記1以外で常時の介護が必要な方……72,990円～166,950円
3. 随時の介護が必要な方……36,500円～83,480円